爪をたてて登る事は得意な猫様です。
日中などに屋根上で昼寝している姿を良く目にします。
では人々へおそらく猫様がどうやって登ったのかな?等と日頃から登る手段など深いことは考えてもみなかったのではないでしょうか。
考えるとしたら低い台に登ってつたいながら高い所まで到達できたと思います。室内飼いの猫様も同じ方法だとは思います。
しかし樹木の場合はどうでしょうか?
私自身は幼少時代に子猫を拾って飼っていました。
完全室内飼いではなく比較的自由に外に出ている猫様でした。季節が暖かくなると外出する回数も増し大抵は決まった時間に出かけては、また決まった時間に戻る体内時計機能的なものには猫様にはあります。
ある日のことですが決まった時間に戻らない事がありました。
どうしたのかと思い周辺を探しまわった結果、柳の樹木の高い所にいたのです。
長い間困り果てお腹も空いている様子でおりてこられない猫界の弱い部分があるのです。
その当時はそんな知識も知らずに木の下でご飯だよ!など声かけてみては半日程度、飼い猫が木にしがみついていたのを覚えています。
その後、猫様は自身でお尻からバックしながら、まるで落ちるように一気におりました。頭から下の方へ向きを変えることはできない猫様の習性があります。
着地の瞬間はひげで計測できるように平衡感覚が優れております。
だから物音はたてずに、また緊張しているせいか、しなやかさまでは及びませんが比較的スムーズに着地しております。
日本だけでなく世界でも猫が好きで飼っている人はたくさんいると思いますが、アメリカでは大自然のなか猫やその他の動物などでのレスキュー専門の仕事をしている場面は何度か拝見してます。
野山にいるリスなどは頭からおりることができる半面猫様は不得意分野なのですね。