猫の栄養学(フードパッケージ栄養表示のみかた)

慢性的な下痢症を改善したい愛猫のためサッシや本で学びまとめて記載しました。

消化器官と栄養学の関係

①猫は完全な肉食動物である。

そのため人間と違い消化器官にもその特徴が現れている。盲腸がほとんどと言っていいほどない。それは一般的に猫の体長の4倍程度。

ただし小腸は発達し肉や魚の栄養を消化吸収するのに最適な構造になっている。

注意!この身体の構造からの結果…穀物入りのフードはよくないことがわかる。

猫が最も良い栄養はタンパク質がエネルギー源となっている。

そのたんぱく資源の肉にはリンが多く含まれています。

リンの過剰摂取には腎臓に負担となるためそれを補うためにタンパク質は過不足なく与えることが需要である。

そしてタンパク質には様々なアミノ酸で構成されています。

アミノ酸のなかでも11種類がありそれぞれの食べ物から摂取する必要がある。

  • アルギニン
  • ヒスチジン
  • イソロイシン
  • ロイシン
  • リジン
  • メチオニン
  • フェニルアラニン
  • スレオニン
  • トリプトファン
  • バリン
  • タウリン

*これらの要素により体内で合成される。(特にタウリンには動物性たんぱく質からしか十分にえられない)

消化の働きが悪い愛猫の場合の問題になるウェトフードについて

①缶やレトルトパウチなどに入っているウェットフードには水分含有量が80%前後ある。

注意!組み合わせとしては「ウェットフード+水」=水様便(形がなく泥状態の排便)

がしかし健康な猫には一日の水分量は体重1kg当たり50ml(ミリリットル)必要になる。

体重が4kgの愛猫の場合は200ml必要になる。

このため水飲み場など3~4か所は確保したい。

もともと猫にはエジプトなどの乾燥地帯に生息していたので喉が渇きにくいとも言われる。

  • 消化の悪い愛猫の場合の組み合わせとしては「ドライフード+水」=軟便(形があり箸などつまむとへっこむ程度)
  • 軟便には医療機関での慢性的な軟便を改善する予定である。

猫が生きていくための欠かせない必須栄養素

①必須アミノ酸…身体の成長や維持に必要な栄養素である。

アルギニン、ヒスチジン、イソロイシン、ロイシン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、スレオニン、トリプトファン、バリン、タウリン10種類

②必須脂肪酸…エネルギー源になるほか様々な細胞を合成したり健康な皮膚や被毛を保ったり

リノール酸、アラキドン酸、アルファリノレン酸など。

③ビタミン…生命維持、成長、繁殖などをするために必要。

猫はビタミンA、D、E、K、B、複合体(チアミン、ナイアシン、葉酸など)が必須。

ミネラル…身体の器官や組織の構造成分、体液の成分筋収縮などの役割がある。

リンやカルシウムなど大量に必要な多量ミネラルと鉄や亜鉛など

必要量が非常に少ない微量ミネラルがある。

これらの成分には食事から摂取する必要がある。(体内でつくることができないため)

この必要な栄養素を補うことが出来ない場合

タウリン不足…心筋症、網膜萎縮が起きやすい。

肉に多くふくまれるミネラルのリンを過剰摂取すると腎臓病を進行させる。

この必須アミノ酸には過不足なく摂取する必要がある。

パッケージに記載されている成分の味方

タンパク質…肉や魚の使用量が多いと数値が高くなる傾向がある。

少ないもので25%、多いものだと40%になる。

脂質…脂肪性が多いと嗜好性が高まるが肥満のリスクも増える。

少ないもので6%程度。多いもので20%超える。

粗繊維…消化酵素で消化されない食物繊維。含有量が多いと満腹感を得やすいが嗜好性も下がる傾向にある。

灰分…ミネラルの意。少ないもので7%程度。

多いものでは12%程度。この場合の判断として多いからよいというわけではない。

水分…ドライフードなら少なくて7%、多くて88%程度になる。

注意!消費側の判断が重要…特定の栄養素の割合が一般的なフードよりも高い場合にはその理由をたしかめ愛猫に適しているか検討すべきである。

紹介 catseye

猫の愛好家です。子供の頃からずっと飼っている経験があり切っても切れない関係。コロナ前に海外に出かけてカメラを必死に撮ってまいりましたが現在は家にこもっておりペルシャ猫に魅了されて沢山の愛情を注いであげてる主婦。

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