愛猫のお手入れとしてブラッシングは欠かせないと思いますが、
そのうえ歯磨きは毎日一回綺麗にしてあげることが理想です。
動物病院で受診される7割の方々は歯周病が原因で受診されるという。
症状…歯茎や唇が赤く腫れる。色の着いた鼻水や鼻血がでている。歯石がついているなど
このことから歯周病だけではなく歯肉口内炎や鼻血の場合は腫瘍の可能性がある。
このような事がないように愛猫の毎日のお手入れにはブラッシングだけではなく口元や口の中も見る必要があります。
愛猫の口中の確認方法…猫はスキンシップとして首元を手で撫でてあげると大変喜ぶので
まずスキンシップをしてから顎を撫でてあげ、
片方の手で上向きになった顔を覆うように両目も同時に優しく覆ってあげます。
目を優しく覆ってあげることによって愛猫も怖がらず落ち着いて受け入れる。
この方法が合わないようであれば耳を脱脂綿で優しく清掃してあげマッサージをすると
全体的に緊張感がほぐれ、ついでに目やにの掃除や歯も確認してあべましょう。
このウエットテッシュや脱脂綿については幾つかまとめて用意しこまめに変えてあげると良い
特に口内の歯には奥歯の中でも上の歯が歯石がたまりやすいので
予防のためにも毎日愛猫がストレスにならない程度でよいと思います。
愛猫は普段からの人間の行動を読み取る観察力は人間より優れているので
ストレスになってしまうと逆効果になり逃げてしまいます。
どうしても無理な状況であれば小袋で売られているおやつを利用しましょう。
注意!先に与えると意味がありませんので終わってから、近くに置いてあげながら手入れをしてあげてください。
猫と人間の歯の仕組みとその違いについて
猫の歯の働きと構造
猫も人間と同じように乳歯から永久歯に生え変わります。
愛猫の歯には3種類あります。
愛猫との対面したときに一番近い前歯が切歯、
犬歯は一番大きい湾曲の長い歯、
前臼歯は奥の歯
そして切歯(セッシ)→犬歯→前臼歯(ゼンキュウシ)に順に生え変わります
子猫に時期である25週(約6か月)で完了。
この生え変わりの時期には甘噛み行動があり、この理由には生え変わると歯が痒いので
手をよく噛まれます。
歯磨きで一番苦労する点は奥歯の前臼歯が歯石がたまりやすいといわれる場所
まで綺麗に磨けない点です。
短時間で少しずつでも無理のないように磨いてあげることです。
特にペルシャ猫は警戒心が非常に強い猫種類ですので短時間に少しずつ慣らすようにしております。
売り場ではライオンの歯磨きシートがありますが
普段から使用していないとからからに乾燥してしまう傾向にあります。
そのため普段から観察し所々に置いてあげながら短時間に済ませています。

愛猫シーちゃん生後6か月で永久歯完了!