今や犬や猫のペット数は人間の子供の数より多い。また人間よりも寿命は短い。
大切な家族の一員だからこそその時が来たら心を込めて送りたいと思う人は多い。
もしもの時に後悔のないように別れができるようにするためには手続きや費用について確認したいと思うのが本音である。
犬猫の飼育頭数(推計)にて(出所)全国犬猫飼育実態調査(ペットフード協会)によると
2013年 犬の飼育頭数は1300万頭数だが右肩下がりにて2020年850頭数に至る。
また猫の飼育頭数については、さほど上がりの変化はみられないが、
2013年の飼育頭数930万頭数から970万頭数と堅調な動きである。
ペットが死んだときの対応
①自宅の庭に埋める…費用は掛からない。以前は多かったが近年は減少傾向にある。
②自治体に依頼する…自治体により扱いや費用は異なる。遺骨は戻らないことが多い。
③専門の業者に火葬してもらう…ペットの重量や火葬形態などのより費用は異なる。(移動火葬車による訪問火葬もある。)
火葬の費用は方法と大きさで変わる
種類 | 合同火葬 | 一任個別火葬 | 立ち会い個別火葬 |
内容 | 他のペットと一緒に火葬。遺骨は戻らない | 個別に火葬。立ち会えないが、遺骨は戻る | 立ち会える個別火葬。収骨し遺骨を持ち帰る。 |
猫や小型犬 | 1万~2万円程度 | 1万5000~4万円程度 | 3万~4万円程度 |
中型犬 | 1万5000~2万5000円程度 | 2万~4万円程度 | 3万5000円~5万円程度 |
大型犬 | 2万5000~4万5000円程度 | 3万~6万円程度 | 4万~7万円程度 |
墓石の販売や葬儀を手掛けるメモリアルアートの大野屋(東京都立川市)
にある電話相談窓口によると近年、ペット関連の問い合わせが増加傾向にあるという。
内容によればメインとしてはお墓の相談によるものだが亡くなった後の手続きについても聞かれることが多い。
家族の一員である犬や猫だが犬の場合には死亡届を自治体に出さなければならない。
火葬の費用は各業者によってことなるが最も高額なのが「立ち合い個別火葬」である。
飼い主らが立ち会い、遺骨を拾って持ち帰る。
また業者に火葬を任せ、遺骨は飼い主の手元に戻る。「一任個別火葬」もある。
その反面、遺骨が手元に戻らない合同火葬は少額である。
イオングループで葬祭事業を手掛けるイオンライフは霊園での火葬を仲介している。
料金は猫や小型犬の合同火葬が1万円~2万円、個別の立ち会いは3万円~4万円程度。
大型犬(20キログラム以上30キログラム未満)3万円~6万円程度。
遺骨を納める墓の選択肢は広範囲である。
ペットと一緒に納骨する合同墓は1万円以下~選択できる。
個別の墓は人と同じで土地の区画の広さや墓石の大きさなどで値段が変わる。
または散骨する選択肢もある。
近年では人とペットが一緒に入れる区画を設けるところも多い。
費用は数十万~100万円以上かかる。
近年人気なのが樹木葬による永代供養墓として納骨できるところが増加している。
法的な規制などがないためにペットの納骨や火葬については業者も多いがために
サービス内容や料金にはよく吟味するとよい。
またペット供養の需要が増加傾向にあるために販売量の3割がペット向けの物販販売を
手掛ける業者もいる。値段は数千円~数万円ほどである。
主な物販内容は小さな骨つぼ、カプセル付きのアクセサリーは遺骨、
爪など入れる商品は様々である。
飼い主が高齢の場合はペットに直接財産を残すことはできないが「世話をしてくれる
人に財産を渡すことができる」(終活関連サイト運営の鎌倉新書)がある。
代表的な内容は「負担付き遺贈」として世話をする人を確保したうえで
世話と引き換えに飼い主死亡時に財産を譲り渡すことを遺言で定めておく。
飼い主(委託者)⇒信頼できる人(受託者)として信託契約を結ぶ。
財産を専用口座に預ける方法もある。
上記内容を手掛ける支援協会(福岡県にある一般社団法人ファミリーアニマル支援協会)
またアスモ少額短期保険(東京・渋谷)は飼い主が死亡時にペットを託すひとに
最高300万円の保険金を支払う。(ペットのための老犬ホームなどの施設
に入居させたり預けたりする費用である)
本日のペルシャ猫シーちゃんの行動
朝の3時に目覚めて何やら飼いの腹上に乗ったり下りたり騒がしいが30分でおさまった。
再度朝6時に起床し朝の玄関ドアから外をゆっくり覗くように警戒しているご様子である。
6時30にキャットフード10gをチュール付きで召し上がり玄関ドア付近の
トイレでシャッシャ!と砂音を軽快にたてる。
トイレのあとはお決まりの玄関ドア朝の二度目開ける。
飼い主は朝~11時まで愛猫シーちゃんの監視状態であるが解放されるお昼は安堵感にしたる。

