愛猫のトイレ

今朝、愛猫シーちゃんがベッドをガリガリと引っ搔き「起きてよ」と訴える。目が覚めて時計を見るとまだ朝の5時です。窓の外は薄明かりで小鳥のさえずりすら聞こえていません。

私が起きると普段の愛猫シーちゃんは床上でゴローンと横になり

「ブラッシングしてよ」のポーズをとります。

ですが今回は違ったようです。何を訴えているのだろうと愛猫に誘導されて玄関に行くと

「これからトイレでするから見て」という合図だったのです。

愛猫には自身の腸の具合など実感していてトイレでできなかったからという過去の記憶をもと

に人に伝える愛情表現なのです。

猫は本来、人間の3歳ほどの知識を持っているといわれています。

これは過去に経験した悪いことや良いことを覚えているため知能を人に例えるという

行動等は人間で言うと3歳になると言われています。

更に経験を積み重ね覚えて学習するという知識についても人間の3歳と等しいともいえると

言うことになる。

人間がこの知識を学習していないと猫だからと言っても

学習能力があまりないからどうせ何もわからないと思うことが間違っているということになります。

愛猫に誘導された場所は玄関トイレでした。

すぐに猫砂トイレに入りお尻に力をいれて力んでいる様相でした。何かがおかしい変わってい

る様子を感じてこれはお腹の調子が良くないのかな?と思い構える姿勢で拝見すると

おしっこでした。

トイレの後は必ず決まって玄関ドアを開けての要求ポーズをします。

でも「まだ外が暗いのでダメだよ」と伝える時もあれば薄明かりなので少しだったらいいよ」

など朝からコミュニケーションを取り合ってます。

それに対しての本音ですが飼い主が玄関ドアを開けたくなる真相については、

とにかく強い匂いがします。

だから尚更トイレの脇には必ずコンセント付きの消臭剤を備えているのです。

店舗で陳列されている消臭剤ではビーズ状やスポンジ形式で吸い取るなど

色々な商品がならんでいますが、全く効かないに等しいのではないかと思います。

だからコンセント付きや電池セットでも良いと思います。

これは常に同じ馬力で稼働するというより悪臭だけを取り除いてくれる優れた製品もあります。

私がこの消臭に対する意識が高まったにはある一つの理由があります。

それはペルシャ猫のシーちゃんの前に15年連れ添った愛猫のアメリカンショートヘアを飼っていました。

そして天国へと旅立った間際まで介護していた経験があります。

その時には、とてもではありませんが消臭器がないと異臭がして家で介護ができないくらいだったのです。

外から匂いを嗅ぎつけたのか蟻が寄ってくるほどです。

また愛猫自身で力むことも出来ないので介助しながらおむつ交換などと大変苦労しました。

でも人間のように体重が重くはないと言うことと。

また排便の量も比較的少ないので長年連れ添った愛猫には感謝してます。

愛猫と過ごしている時は消臭器の設置はしてなく、現在と違い昔はオンラインが進んでいない

ので情報が無く、また誰も教えてもらう機会がなかったので

知らないまま月日が過ぎてしまったのです。

振り返ってみると色々な反省点として、もう少しこうしてあげればよかった等

色々考えてみることがただあります。

また猫は人間と長く過ごすので26歳だった当時は何度も粗相をしてしまうことにたいして気持

ちが沈んでしまうこともありました。でも寝ている姿をみるととても可愛いのです。

飼い始めてから15年を経過しアメリカンショートヘアの愛猫の最後が看取れてよかったです。

人も動物も亡くなる時の段階での呼吸は同じです。

死が近くなるとハーハーと苦しくなります。また息が途切れ途切れになるチェーン呼吸といい

ますが山を越え少し楽になった感じがします。

でも最後の最後は息に力が入り、振り絞った状態で亡くなるのです。

そして自身も介護疲れで髪は乱れていて疲れ果てていたことを覚えてます。

火葬場で立ち会ったときの主らしき方が対面して飼い猫を見た時「この子の身体は、あまり固くなってない」と言うのです。

普通は死に際になると身体が硬直しておりそのままの状態で来られるというのです。

その言葉を聞いた時に涙がこぼれるほど泣いてしまいました。

献身的に声掛けをして、そしてそばにいてあげられたことが伝わったことだと思います。

あれから5年ほど月日が流れて現在のペルシャ猫シーちゃんをお世話してます。

大変なことがあるからこそ深い絆で結ばれております。

トイレするから自分で心配だから見てほしいという程の心を持っているのです。

だから勉強した知識や経験をブログで綴っていきたいと思います。

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